着物が好きで、和菓子が好きで、茶道が好きで、どれも演劇でやってしまえ!と始めた企画です。
着物にしても、茶道にしても、知識がないと始められないと思ってしまいがちですが、そんなに
敷居の高いものではありません。
自分の目で見て、触れてみて、聴いてみて、味わってみて、感じて楽しむものです。茶道を習いそう思いました。
私の好きな物を押し付けるわけではありませんが・・・
楽しんで観ていただけたら幸いです。
本日はご来場いただき誠にありがとうございます。
高井浩子 (18年2月当日パンフレットより)
着物は高い!茶道は敷居が高い!そんなイメージを払拭したく、どちらも愛する私はこの企画を始めました。
「一芸は道を通ずる」といいますが、茶道を習い、お道具のひとつひとつに、歴史があり、伝統があり、作った人のこだわり、持っている人のこだわりがあることを知り、自分の周りの物の見方が変わりました。それを押し付けるわけではありませんが・・・
気楽に楽しんでいただければ幸いです。
座布団席の方もどうぞお楽な態勢でご覧ください。
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。
高井浩子(17年4月当日パンフレットより)
寿命の折り返し地点をとうに過ぎております。
ああすればよかった。こうすればよかった。と、後悔することがあります。
生まれ変わったら(そんなことができたら)ああしたい。こうしたい。と、考えます。
でも、結局は同じような気もします。
自分にとって何が必要で、何が大事なのかわかっていればいいのだと思うこのごろです。
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。
楽しんでいただけたら幸いです。
高井浩子(17年2月当日パンフレットより)
演劇と茶道は似ているなと思うことがあります。
稽古を重ねて本番に臨む。お客さんに喜んでもらおうとあれやこれやと考える。
「一期一会」とは千利休の弟子が言ったことから茶道の言葉としても有名です。
一生に一度のものと心得て、亭主、客ともに誠意をこめて尽くしましょうという意味です。
演劇も公演に来てくださったお客さまはその時一度きりです。
楽しんで頂けたら幸いです。
どうぞ足を崩してお楽な態勢でご覧下さい。
本日はご来場、誠にありがとうございます。
高井浩子(16年9月当日パンフレットより)
わのわ公演
「お点前ちょうだいいたします」高松公演 ダイジェストはこちら
高松公演(さぬき映画祭2017参加)
2017年2月14日(全3ステージ)
香川県高松市 玉藻公園 披雲閣「槙の間」
作・演出:高井浩子
キャスト
スミレ・・・長尾純子
ユリ・・・萩原美智子
オギ・・・遠藤弘章
ラン・・・三宅里沙
小早川・・・鈴木恵
女・・・宮下かな子
制作:東京タンバリン
主催:さぬき映画祭2017事務局
運営協力:
和菓子・茶器協力:名物かまど・(有)原ヲビヤ園茶舗・(公財)中條文化振興財団 中條晴之
協力:荒木一・原大策・三野久代・増田知子・馬場呉服店・富田久美子・(株)アートオフィス花園 多田耕三
ものがたり:スミレの母の命日のころ。かつて教え子だったユリたちは毎年集まり、お茶会を開く。今年で5回目を迎えるのだが・・・(上演時間 約50分)
TOPIC
品川アーティスト展2016初演。大好評で、翌年はさぬき映画祭2017に招聘。
さらに2018年TPAMフリンジ参加で、フランス公演への足掛かりをつかみ、2019年に念願のフランス公演実現。
「わのわ」の代表作。